【怒燻】〜家族間の心理と脳内環境(アンガーマネジメント)〜

私情の市場

本日は朝からイライラ・・・・

つい大きな声を出してしまいました。
基本的にカッとなる事はほとんどなく、どちらかというと穏やかな性格だと自負しているのですが特定のある人にだけは感情的になってしまいます。
【怒燻】〜家族間の心理と脳内環境(アンガーマネジメント)〜

母なんですけどね

しかし後から感情的になったことを後悔し、もっと他の言い方はなかったのか?
と常々考えているのですが・・・これがなかなか。

コーチングやカウンセリング、セールスコピーに携わり、少なからず心理を学んでいる立場としては改めて自分のイライラのベースにあるものが何なのかを紐解いてみようと思った次第です。

少し前から聞く様になった「アンガーマネジメント」というメソッド。
それによると怒りは・・・
①怒りのピークは長時間続かない
②瞬間的にカッとなった様でも実はきっかけとの間にタイムラグがある
③我慢するのではなく、むしろ味わう
④固定観念によるものが大きい
⑤自己欲求の表れ(問題は相手ではなく自分)
⑥怒りに対する反射は怒り
だそうです。

これらの怒りの特徴を元にワシ自身の怒りを分析してみようと思います。

あ、そうそう怒りのもう一つの特徴として「理解」との乖離がある様です。
意味づけや出来なかったり、不可解である事がイラッとする事に繋がる
というのもあります。

だから自分の怒りの元を理屈で理解してみようと思った訳です。

まずは①について・・・
イラッとしたり、カッっとなったりするというのは生理学でいうと「情動」の一つであり自身に起きた事象に不快を感じている状態。

不快である根源を攻撃するか?根源から逃避するか?を本能的に、しかも瞬間的(緊急性)に求められていて、脳内では大量にアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されています。

本能としての不快は生き残る為にとるべき行動を問われているって状態っすね。
【怒燻】〜家族間の心理と脳内環境(アンガーマネジメント)〜

アドレナリンが多いと逃避行動を、ノルアドレナリンが多い場合は攻撃行動をとる。
よく言われる怒りは6秒程度しか持続しないとというのは、これらのホルモンの半減期を指していると思われるが科学的根拠は乏しく、裏付けの面からいえば5〜6分がそれに当たるというのが本来らしい。

何れにしても5〜6分もすれば当初の「うきーっ」となった大きな怒りでも随分と落ち着くというのは事実らしいっす。

なので考え方の一つとしては「どうせすぐ落ち着く感情ならば、所詮そんなもん」程度だと捉えて、自身の中にある怒りの感情に対する「価値」を下げておくのも、振り回されないための一つの方法ではないかと思われます。

だって人間界における不快はよほどのことがない限り生死の問題には及びませんからね。




ホルモンの分泌という点ではアドレナリンやノルアドレナリンと対をなして感情やストレスに関わるセロトニンやオキシトシンがあります。

意図的にこれらの意泡ゆる幸せホルモンを分泌させる、または分泌しやすい体にしておくというのも大切ですな。

どうするかというと積極的に分泌させる。その方法としては癒しの場面を作るってことみたい。
例えば、ペットとの触れ合い(愛でるだけでもオK)、仲の良い家族や友人とのコミュニケーション。
誰かに褒めてもらうや自分で自分を褒めるのも有り。軽い適度な運動(リズム運動尚良し)や腹式呼吸も幸せホルモンの分泌を促すそうです。

普段の生活を変えるだけでも幸せホルモンを出しやすい体になるみたいでっせ。
規則正しい生活、朝日を浴びる、泣きたい時には泣くのもいいみたいですね。

ちなみにセロトニンの原料になる栄養素は「トリプトファン」
どんなのに含まれているかってえと・・・・
・プロセスチーズ
・アーモンドなどのナッツ類
・肉類
・赤身魚
ワシがよく燻製に使うもんばっかやん!

という事は総じていうと
朝起きたら窓を開け、YouTubeで可愛い動物動画を見ながら懸垂やストレッチ運動をして、友人に頑張ってるねと褒めてもらいつつ、運動後は燻製を食べればいいのか。

・・・・割とワシの日常に近いやんけ。

こうやってみると①の点に関しては私にはそれほど問題があるとは考えにくく、今回の問題である「特定の家族に対してのみ怒りの感情が抑えられない」に対する根本的な解決策は見出せませんでした。

②〜⑥の検証についてはまた、次回以降の記事で続けますね〜。



同じカテゴリー(心理・コーチング)の記事

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。